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赤い紙、青い紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

赤い紙、青い紙あかいかみ、あおいかみ)とは学校の怪談のひとつで、都市伝説である。

日本発祥の都市伝説であるが、口裂け女同様韓国でもこのような話が広まっている。 「トイレの花子さん」より伝承は古く、1930年代奈良市では小学生の間で広がっていた。その当時の伝承によると「赤い紙やろか、白い紙やろか」と聞こえてくる怪異だったとされる。

地域・時代によりいろいろなバリエーションがあるが、概ね以下のような内容である。

[編集] 内容

とある夕方の学校で、とある男子生徒がトイレに入った。用を済ませ、拭こうとすると紙が無かった。するとどこからかこんな声がしてきた。 「赤い紙が欲しいか?青い紙が欲しいか?」と声がしていた。どこからかその声がするのかわからなかったが、怖くなった少年が「赤い紙」と発言した。その瞬間に生徒の体から大量の出血が起こり生徒は死んでしまった。

後日、この話を聞いた別の男子生徒は夕方に怖いながらも我慢できずにトイレの中に入った。すると「赤い紙が欲しいか?青い紙がほしいか?」という声が聞こえた。これを聞いた生徒は怖がりながら「赤い紙」と答えると死んでしまうから「青い紙」と答えた。だが、その瞬間に生徒は体中の血液を全て抜き取られ、真っ青になって死んでしまった。

また、「赤い紙」の場合は「天井から血の雨が降ってくる」「鎌で切られて血まみれになる」や、「青い紙」であれば「首を絞められて真っ青になる」という幾つかのパターンが存在する。「便器の中から答えた色の手が伸びてくる」というバリエーションも存在する。

「赤い紙、青い紙」ではなく「赤い紙、白い紙」であったり、「赤いマント、青いマント(チャンチャンコ)」である場合もあるが、答えた場合の結末に大差は無い。

助かるには「黄色い紙」など、違う色を答えればいいという説もあるが、逆に赤青以外の色を答えるとあの世に引きずり込まれるという説もある。「黄色い紙」と答えると全身黄色くなる病気になる<ref name="shimotsuke">下野民俗 通巻39号 高校生が知っている不思議な話怪異・妖怪伝承データベース内) 2008年2月16日閲覧</ref>、または大便をかけられるとの説もあり<ref name="gendaiyoukai">現代妖怪図鑑 51) 赤い紙 蒼い紙ホラーアリス妖怪王内) 2008年2月16日閲覧</ref>、「何もいらない」が最良の答<ref name="shimotsuke"/>、または無視が一番ともいう<ref name="gendaiyoukai"/>。

いずれも回答の成否を恐れるものであることから、学校でテストに答えられないことへの恐怖心から生まれたという説がある。

また、京都では節分の夜に便所に入るとカイナデ(カイナゼ)という妖怪に撫でられ、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」と唱えるとこの怪異を避けられるという伝承があり、この伝承が学校の怪談へ変化したとの説もある<ref name="youkaijiten">村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、94頁。</ref>。

[編集] この怪談を元にした作品・「赤い紙、青い紙」が登場する作品

[編集] 脚注・出典

Template:脚注ヘルプ Template:Reflistko:빨간 종이, 파란 종이 zh:紅紙、藍紙