忽然と客の消えるブティック
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忽然と客の消えるブティック(こつぜんときゃくのきえるブティック)は、都市伝説の一つ。
あるカップルが一軒のブティックに入った。女性が試着室に入っている間、男性は待っているのも暇なので、少しブティックを離れてその辺を見て回ると女性に告げ、ブティックを出て行った。数十分後、男性が戻ると、ブティックには女性の姿が見当たらない。店員に行方を尋ねても、「そのようなお客様はいらっしゃいませんでした」と返されてしまう。
対象がカップルではなく夫婦や友人である場合もある。また、しばしば海外旅行中に起きた出来事として語られる。
行方不明になった人のその後には、様々なバリエーションがある。
- 売春宿、闇奴隷市場に売られてしまう場合。だるま女もその一つで、さらに中国奥地の達者」の話につながる場合もある。
- 臓器を抜き取られてしまう場合(闇社会における臓器売買に影響を受けている)。
- 隣の肉屋に巨大な肉の塊が売られている場合(イギリスのスウィーニー・トッドなど人肉を食用に販売した架空の殺人鬼の影響)。
この都市伝説にはオルレアンの噂と呼ばれる事件が発端で広まったとも言われる。
[編集] オルレアンの噂
1969年、フランスのオルレアン地方で「ブティックに入った女性が次々と行方不明になる」という噂が流れる。女性が消えるブティックは全部で6軒あり、その全てがユダヤ人による経営であった。勿論これは噂に過ぎず、事実6軒のブティックでそのような事件は起きてはいなかったのだが、市民はユダヤ人に敵意を示し、暴動寸前の騒ぎにまで発展してしまう。ところが、その後「この噂は反ユダヤ主義者の陰謀である」という新聞報道がなされると、事態は鎮静化に向かった。しかし、この新聞報道も事態を鎮める為に作られた対抗神話である可能性が指摘されている。
もっとも、人が行方不明になる話自体は、日本にも神隠しの言い伝えがあるように、世界中に古来から存在している。ただ、その舞台がブティックであると決定された事は、この事件の影響であると考えられる。zh:試衣間的暗門
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