Wikimania 2008参加者への渡航補助申請を受け付けています。

トイレの花子さん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トイレの花子さん(トイレのはなこさん)は学校のトイレに住んでいると言われるお化け。一種の都市伝説である。

目次

[編集] 概要

学校の特定のトイレに特定の方法で呼びかけると、誰もいないはずのトイレから返事があるといった話が基本パターン。細かい内容は噂される学校ごとに異なる。赤いスカートをはいた、おかっぱ頭の女の子の姿が有名となっている。

特定の方法として一番有名なのは校舎3階のトイレで3回ノックをして「花子さんいらっしゃいますか」を一番手前から一番奥まで3回ずつやると3番目のトイレからかすかな声で「はい」と返事が返ってくると言われていた。そして返事が返ってきたトイレを開けると赤いスカートのおかっぱ頭の女の子が居てトイレに引きずりこまれると噂されていた。

かつては三番目の花子さんと呼ばれ、古くは1950年頃から存在していた都市伝説。1980年代頃から全国の子供たちの間で噂になり、1990年代には映画、アニメなど、様々な作品の題材になった。テレビ番組の収録中に花子さんとされる声が録音されたこともある<ref name="alice">現代妖怪図鑑ホラーアリス妖怪王)内 2008年3月1日閲覧</ref>。

話の出所としては、

「一人の学校好きの少女がいた。ある日発狂した母親に追いかけられて、学校内のトイレの奥から三番目の個室に隠れたが、結局少女は殺害されてしまった…」という話が元になったとされる。また、「戦時中、かくれんぼが大好きだった少女が学校内のトイレの個室に隠れていたところ、校舎が空襲を受け、逃げ遅れて死亡した」というパターンも存在する。

噂話のバリエーションとしては、花子さんに「遊びましょ」と呼びかけると「はーい」「何して遊ぶ?」と聞かれ、「首絞めごっこ」と答えて本当に首を絞められたという話がある<ref name="saikyou">並木伸一郎 『最強の都市伝説』 経済界、2007年、124-125頁。</ref>。また同様に「何して遊ぶ?」と聞いた花子さんへ「お医者さんごっこ」と答が返り、花子さんが動揺しつつドアを開けると、そこには銀縁眼鏡で長髪の男性がアニメ『トイレの花子さん』のTシャツを着て、両手に紙袋を提げ、薄笑いを浮かべつつ「お医者さんごっこしよう」と催促し、逆に花子さんの方が怖がったという噂話もある<ref name="saikyou"/>。

地方によっても話の違いがあり、山形県ではトイレを出るときに「花子さん」と呼ぶと返事があり、嫌な声で返事をされたときには何か起こるかもしれないという<ref name="yahoo">トイレの花子さんの正体Yahoo!動画 - ホラー&都市伝説特集) 2008年3月1日閲覧</ref>。また同じく山形県の別説では、花子さんの正体は3つの頭を持つ体長3メートルの大トカゲで、女の子の声で油断した相手を食べるともいう<ref>西郊民俗 通巻132号 怪異雑考(八)怪異・妖怪伝承データベース内) 2008年3月19日閲覧</ref>。島根県では、花子さんと遊ばないと追いかけられるという<ref name="yahoo"/>。神奈川県横浜市では、女子トイレにハナコさん、さらに男子トイレにはヨースケさんという幽霊がいて、呼びかけて3秒以内に逃げないと殺されるという。男子トイレで便器の周りを3回回って「ハナコさん」と呼ぶと、便器から血だらけの手が現れるともいう<ref name="yahoo"/>。

親戚筋の妖怪の一族が毎年群馬で集会を開いている、ボーイフレンドに太郎という妖怪がいて深夜の学校の体育館でバスケットボールをしているなどの話もある<ref name="alice"/>。

同様の話で、「やみこさん」というものもある。

[編集] 登場する作品

怪談の一つとしてトイレの花子さんを登場させた作品は非常に多い。一時期、学校の怪談を扱った作品では、ほぼ必ず登場すると言ってもいい状態であった。マスコットキャラとしての登場も多い。以下は、トイレの花子さんをメインに扱った作品だけを挙げる。

全て学校を扱った作品だけに、実写作品には子役が多数出演する。当時はチャイドルブームの時期でもあり、出演の子役達も注目された。

[編集] 映画

『トイレの花子さん』
1995年7月松竹系公開。花子さんは悪霊ではなく、子供の守護霊的存在。直接登場しない。小学校の児童の疑心暗鬼が生む心理サスペンスホラー。最終的には、中年の男の殺人鬼が登場。
キャスト
『新生 トイレの花子さん』
1998年7月4日東映系公開。同時上映は『ズッコケ三人組 怪盗X物語』。1995年松竹版と内容のつながりはなく、花子さんは子供の守護霊ではなく、和人形の悪霊として描かれている。子供向けを意識した松竹版より本格的なホラー映画。また、舞台は小学校ではなく、中学で、登場人物の大半が少女である。
キャスト

主題歌

キャッチコピー

  • この学校の怪談が一番怖い。

[編集] オリジナルビデオ

『トイレの花子さん』(1997年
佐々木正人監督作品。主な出演者は、青木裕子岩田有理鈴木夕佳藤原まゆかなど。「消えた少女の秘密」と「恐怖校舎」の2巻からなる。
『学校の都市伝説 トイレの花子さん』(2007年
吉田浩太監督作品。主な出演者は、相澤仁美山口翔悟トルネード・フィルムが制作。

[編集] 劇場アニメ

『トイレの花子さん』(1996年
大地丙太郎監督作品。怖いシーンは冒頭の数十秒だけで、全体的にほのぼのとした作品に仕上がっている。
キャスト

[編集] テレビアニメ

  • 学校の怪談
    • 第2話で登場。その後何回か脇役として出ている。敵対せず、おまけキャラで害はない。
  • 地獄先生ぬ〜べ〜1996年1997年
    • 第2話『トイレの花子さんが出たぁ〜っ!』にて登場。上記のように空襲で死んだ女の子と、浮遊霊で非常にグロテスクな花子さんの2種類が登場。後者の花子さんの画は「花子さん」をグロテスクに、ホラー風に描いた最初の例と言われる。

[編集] 漫画

[編集] テレビゲーム

  • 学校であった怖い話
    • 任天堂スーパーファミコンのサウンドノベルゲーム。作中にトイレの怪談として「トイレの花子」さんが登場する。また、何らかの操作や順序によって実際に花子さんらしき幽霊に出会うという展開がある。

[編集] 関連イベント

[編集] 脚注・出典

Template:脚注ヘルプ Template:Reflistzh:廁所裡的花子